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スケールがデカ過ぎる!建築を隠す建築。安藤忠雄展

今日は楽しみにしていた「安藤忠雄展ー挑戦」を見に行きました。

今まで様々な安藤さんの建築は目にしてきましたが、作品をミニチュアとはいえ、一堂に俯瞰できるのは、興奮します! 目玉は美術館になってる、「光の教会」を屋外に再現設置してるんです!

やはり、建築って模型とか写真では中に入ったときの印象とか、包み込まれる空気とかって、やっぱり分からないので、こういう展示はいいですね。 それでも、安藤さんの作品がたくさん映像で紹介されていて、 写真よりも、光と影、水の波紋の揺らぎなど、素晴らしさが伝わってきました。 しかし、本物はもっと凄いだろうなとも、思いました。 最近の作品は景観を徹底的に壊さない 「見えない建築」が印象深いです。 建築を作ってから地中に埋めちゃうんですね! 札幌にある「真駒内滝野霊園 頭大仏」は巨大な大仏が頭の先っぽだけ残して、建物ごと地中にうまっていて、それが丘のようになり、草やラベンダーが植えられて、周りの景観を全く邪魔してないのです。 普通、建築家なら自分の作品を見せたいと思うはずなんですが、埋めちゃうんですね。 瀬戸内国際芸術祭で有名な直島のプロジェクトも安藤さんで、地中に埋まっていて有名です。 

よく、コンクリート打ちっぱなしって、無機質で人工的と言われることが多いですが、 安藤さんの建築は 【有機的で自然的なんだ!】 と思いました。 時間や季節によって刻々変わっていく建物の中に入り込む光。 大きく解放された壁一面のガラス窓から見える雄大な自然。 地中に埋もれる建物。 全てが移ろい、余計なものがない空間だからこそ、小さな変化に敏感になれる。 彼の建築はいかに自然と融合し、それをもっと研ぎ澄まして提示できるか? なんだなと、今回の展覧会で思いました。

そして、彼の圧倒的な創作意欲、挑戦する気合が満ちてました。 あと、ビジネスマンとしても、非常にクランアントへの気遣いをする人なんだなと。 やはり、建築物が凄いだけでなく、そういう安藤さんの人となりが、信頼を得られ、今の名声があるんだろうと思いました。 アートと哲学の思考法でビジネスを考えるメルマガ 登録はこちら↓ https://48auto.biz/yukari777/touroku/sp/entryform13.htm

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