アート鑑賞と優雅なランチ会終了!アートは人を理解する世界的ツール
昨日は初企画、 「ポンピ展であなたのアイドルを見つけよう!」鑑賞会でした。
参加者はみなさん、初対面同士ですし、アート鑑賞にどれくらい経験があるかわからないので、みんなで話が盛り上がるか心配してましたが、参加者のみなさんの積極的な発言に、大いに盛り上がりよかったです。
私のほうでも、アート初心者来てくださっても、疎外感を感じないように、逆に、アート鑑賞が日常的な方が参加されても、新しい発見が出来るようにすることに心を配りました。
そのために、展覧会鑑賞時の資料も独自に工夫しました。
今回のポンピドゥー・センター傑作展は「1年ごとに1作家1作品」というユニークなコンセプトと20世紀アートを俯瞰できる、面白い展覧会でした。
この展覧会を楽しんでいただくために参加者には3つのテーマを最初に決めて鑑賞していただき、食事会の時の共通話題にすることにしました。
1、3つの作品をピッアップしてそれを全員で、対話的鑑賞をし、人によって作品を観るポイントが違うことを体験しました。
一人で作品と対話しながら鑑賞するのも好きですが、複数のひとで一つの作品を観ながら、意見を言い合うのも楽しいし、鑑賞の幅が増えると感じます。
2、自分の好きな作品を2つ選ぶ。 なぜ、その作品が好きなのか?を説明していただくと、自分が興味がなかった作品にも発見がありました。
3、展示の仕方を観察してもらう。 今回は3つのフロアーに分かれていて、それぞれ違ったデザインで展示スペースが構成されていたので、それをみんなで観察しました。
鑑賞後は、東京都美術館に併設されているフレンチレストラン:アイボリーへ。
ここは、すっごくプライベート感がある、内装も落ち着いた素敵なレストランで、ランチを堪能しました。
美術館内のレストランやカフェって好きなんですよね~♪
食事をしながら、参加者でいろんな話ですごく盛り上がりました!
初対面同志とは思えない・・・。
「アート好き」という気持ちがあれば、意見や見方が違っても楽しいものです。
やっぱり、アートって人間共通のコミュニケーションなのね。
今回は皆さんが積極的にお話してくださったので、講義的な知識をお話するのは少なくしました。
知識はいつでも、手に入れることができますが、
目の前にいる方の考えや感想、アート観、などを聞くのはその時しかできません。
一期一会。
私はそのことを大切にしたいです。
今回の展覧会の話だけではなく、最近行った展覧会の話や自分のアート観、好きなアーティストの話などなど沢山、みんなで話しました。
アートの話をしていると、初対面同士でも、アートに対する考え方が違っても
会話がとても深くなると思いました。
普段、初対面の人同士でここまで、豊かな会話はなかなかできません。
アートを軸にその人の感じ方や物の見方って見えてくるんですよね。
それに、アートをよく見る人は
「世の中に正解はない!!」
ということをアート鑑賞の経験の中で理解していくからではないでしょうか?
だから、自分の意見も言えるし、反対意見も楽しんで聞けるんでしょう。
アートは国や政治や時代をこえて、人の感情や思考を伝えるツールだと、改めて感じました。
参加者の皆さんからも「楽しかった!」「わかりやすかった!」と感想をいただけて、私の励みにもなりました。
私も、参加者の方々の楽しそうにお話される姿を拝見して、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
また、楽しい企画を出来たらと思います。
是非、ご興味を持たれた方はお気楽にお申込みくださいね。
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