バカと天才を両立させた男ー映画“漫画をはみ出した男 赤塚不二夫”ー
赤塚不二夫さんのドキュメンタリー映画をみました!
非常に面白かったです。バカに憧れる方にオススメです!!
↓「マンガをはみ出した男 赤塚不二夫」
「赤塚さんは真面目でシャイな人だった。たがら、真面目にバカを追求しちゃんたんじゃないかな。」漫画編集者の談話。
「俺(赤塚さん)はルールを壊すことにおいては、アンタらなんかより数段プロだよ、と言っていた」映画監督/革命運動家の談話。
赤塚さんは常識ととことん戦った人です。
「これをしちゃダメ!」とかという、一般的な普通の常識じゃないですよ。
「常識を壊すのもありだ!」という常識もぶち壊し、 言葉の常識も、読むという行為自体も、ぶち壊していった人です。
もちろん、マンガの常識なんか、完全破壊しちゃって、マンガの世界から飛び出して、マンガを読んでいる現実社会自体も、ぶち壊そうとしていった。
そのぶち壊しかたも、人から尊敬される形ではなく、ギャグとナンセンスですから、普通はバカにされて低俗だと言われて、教育ママからは、子供にみせるもんじゃない!と言われちゃうんですね。
中学生むけに掲載されていた、赤塚さんの最高傑作「レッツラ・ゴン」は、面白いかどうかさえ分らない(笑)。 そこが面白いんです。
わははは!と笑うような笑いではなく、シニカルだったり、それがどうしたの?意味ないしというナンセンスだったり。
人はあまりにもナンセンスでアバンギャルドだと笑うことも出来ず、混乱するものなのだな~。
どうでもいい!それがどうした!
そう、 「これでいいのだ!」
そして、赤塚さんは別のところでこんなことも言ってるんですね。
「ただバカっつったって、ホントのバカじゃダメなんだからな。知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの。」
映画にもありますが、本人もテレビや芸能界でハチャメチャなことをしている時代に
「俺はこれでいいのかな?」 と言っていたそうです。
バカを追求しながら、とても冷静で、冷めていたんですね。
写真家、荒木経惟さんが撮った赤塚さんの写真には、冷徹に世の中や自分を見ていた赤塚さんの内面が現れていますね。
アラーキーさんはやはり凄いです。
バカと天才は正反対のものでは無くて、 本当のバカになるには、天才でなくてはいけないんだろうなと思いました。
ビジネスにおいても、バカと天才の両立って大切です。
イノベーション・革命を起こす人は対外最初は「バカ」という評価でしかないんですから。
両面を併せ持つ人間を私も目指していきたいと、強く思いました。
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