
価値はその物ではなく、世界の価値感や仕組みが作り出している
京都国立博物館で開催されている「国宝展」に行って来ました。 国宝にする物の基準はあります(下記に記しました)が、
今の時点で国宝なわけで、これから100年立てば近代絵画も国宝になるでしょう。
やはりどれだけ古いか、というのは重要なわけです。
逆に古ければ、縄文の火焔型土器のような素朴なものも国宝になる。
つまり、価値はそのもの自体の価値ではないということ。
では、何で価値が決まるか?
その物を取り巻く歴史、文化、評価、科学などによって価値が変わってきます。
よく自分は価値が無いとか、
ビジネス的に強みがない
とか悩んでる人がいますが、
自分が置かれている場所を変えるだけで、価値があがることはよくあります。
ビジネスって、全てにおいて世界一、日本一にならなくても商売として成り立ちます。
(もちろん、一番になるにこしたことないですが、何事も急にはなれませんし)
あるカテゴリーで1位になればやっていける。
そして、そのカテゴリーはもともと自然に存在するのではなく、自分で、区分けするものです。
世の中は回りとの差違でしか評価でき